ルクセンブルクへの行き方
まずルクセンブルクには非常に優れた空港があるものの、日本からの直行便はありません。(カーゴはあります。)
そのため、ルクセンブルクのみに訪れる場合は、1回だけ乗り継いで行くことになります。
乗り継ぎはありますが、ルクセンブルク・フィンデル空港は多くの欧州諸都市と便利に結ばれており、日本からの所要時間は15時間程度となっています。最短乗り継ぎの便を選べば、往復とも14時間強です。
最も一般的な経路は、
ANA/ルフトハンザの場合:ミュンヘンかフランクフルト経由
JAL/フィンエアーの場合:ヘルシンキ経由
ターキッシュの場合:イスタンブール経由
SASの場合:コペンハーゲン経由
SASの場合:コペンハーゲン経由
BA/JALの場合:ロンドン経由
LOTの場合:ワルシャワ経由
他にもミラノかローマ経由、パリ経由、チューリッヒ経由、ブリュッセル経由やアムステルダム経由などがありますが、いずれの場合も乗り継ぎ時間は短く日本からのアクセスは良好です。
特別なセールなどがない場合、エコノミーの最安値は諸税込みで往復5万円ほどでしょう。直前でない限り、通常でも10万円以内で見つかります。
もっと安く行く方法もありますが、どうしてもルクセンブルクに飛行機で直接行きたい場合は比較的高めになってしまいます。
ルクセンブルクは地理的な好条件に恵まれ、ヨーロッパの国々からのアクセスはとても容易。 飛行機や鉄道、バスなどで1〜2時間程度あれば、ほとんどの主要都市からことができます。
上の地図をご覧いただければ一目瞭然ですが、ルクセンブルクはヨーロッパのど真ん中に位置しています。
せっかくヨーロッパに赴くなら、欧州内で複数都市を周遊するのはいかがでしょうか。
シェンゲン協定により、国境を越えるのは県境を越えるようなものです。
「とても小さな国なので、ルクセンブルクのみを訪れるのはもったいない。」
「でも、フランスやドイツなどの有名な観光地だけを訪れるのももったいない。」
ほんの少しだけ足を伸ばして、ルクセンブルクの美味しいモーゼルワインやクレマン(Crémant de Luxembourg)を味わったり、由緒ある世界遺産や城砦を見物してみてください。
そして実は、ヨーロッパ内の都市間移動は日本に比べ非常に安いのです。
例えば、パリからルクセンブルクへの移動は TGV が一般的ですが、所要時間は2時間ほどで運賃は25ユーロから。東京〜京都間ののぞみ新幹線と比較しても、数分の1です。
また LCC の Ryanair を利用すれば、ロンドンやミラノからほぼいつでも片道10ユーロで来ることができます。その他の航空会社でも、ヨーロッパ内路線は日本の国内線と比べお手頃価格に設定されているため、往復で1万円以下でしょう。
バスも Flixbus をはじめ、複数のバス会社がルクセンブルクと諸都市を結んでいます。